学校を変える

HOME>>学校を変える>>LGBTの子どもたちが安心できる環境をつくる方法


・ LGBTの子どもたちが安心できる環境をつくる方法

前編「カミングアウト」しなくても安心できる体制からの続き。
基本的には「言わない子どもたち」のほうが圧倒的多数だが、もし相談/カミングアウトされたときには、どうしたらよいだろうか。

後編:相談/カミングアウトをされたときの体制

★ もっとも重要なこと
 子どものプライバシーを守ろう
…本人からの話を両親や他の誰かに伝えときには、必ず本人の許可をとろう。
周囲がよかれと思ってやったことでも、本人は深く傷ついてしまうことがある。
(自分のことをもっとも知られたくないのが家族であることも多い。)
誰かに話すことが必要/または望ましい場合にも、本人の許可を得たうえで、誰にどこまで話すのかを決めよう。

★ 話をしていく中で
わからないことは本人に聞き、本人と一緒に考えよう
…LGBTと言っても、個人の求めることやニーズは、それぞれ異なることも結構多い。
本を読む、教員間で研修を行うなどで正確な知識を得つつも、結局は本人が求めていることを聞き、一緒に考えることがもっとも大切。

100%できなくてもいい
…学生服の着用やトイレ・更衣室の利用などで、本人の望む100%が実現できない場合もあるかもしれない。 LGBTについて知識のない教員が、少し考えただけで「無理だからなにもしない]というケースがあるが、 ぜひ「落とし所」=できることが何かを、お互い探る作業を大切にしてほしい。 例えば、登下校の間は無理でも、学内ならジャージ着用の許可は出せるかもしれない。プールの授業の代わりに、レポート提出を課すのもよいかもしれない。
こういうやりとりを通じて、本人も周囲との対話能力を身につけることができる。

資料や外部団体を利用すること
…子ども本人がつながることが難しい場合、相談を受けた周りの人が、外部の団体に相談することや、代わりに情報を伝えることも可能。 相談機関の一覧がまとまっているサイトもある。 子ども本人が自分で思考していく上で、資料の紹介や情報提供を行うことも望ましいだろう。

↑ページの上に戻る
>>「学校を変える」に戻る 

*うれしかった言葉*

周囲の友人や自分の体験から「大人からのうれしかった言葉」を集めてみました。

「私は詳しくないけれど、あなたのことを聴いてもいい?」
(友人の担任教師。そもそもLGBTについて元々詳しい大人って少ないので、向き合える姿が肝心!)

「家族っていいねって小説を読むけど・・この中にはいろんな家族の子がいて当然だから、 家族だから感謝とか尊敬だとか、そういうメッセージを出したいわけじゃない」
(現代文の高校教師。いろいろと自覚的な姿勢がよかった)。

「生物は多様性だから」
(中学のときの担任。特別知識はなくても、いつもの調子で話してくれて、ちょっと笑った。)

*ご質問、ご相談など*

学校での対応などでご質問等ありましたら可能な範囲でお答えします。

遠藤まめたへの連絡先
お気軽にご連絡ください。